決定!! 第11回大阪ほんま本大賞
今年も大阪の書店員・販売会社のほんまに読んでほしい本が決まりました
大阪は東京よりも古い時代から、どんな人間も一度は受け入れる大きな器でした。多様性が尊ばれるようになったいま、街の物語を賞という大きな翼に乗せて送り出せることを光栄に思います。
(著者 高殿円)
「楽しいことはみぃんな大阪から始まったんやで!」
空襲で何もなくなった大阪・京橋の戦後の姿が主人公のホステス・ルーの奮闘と共に描かれる。これはキャバレーを通して戦後の大阪の街をいきいきと描いた物語である。(ジュンク堂書店三宮店 S.A)
切ない、悲しい思いを秘めた主人公たち。
自分の中に一本の柱を持って精一杯生きた姿に胸が熱くなりました。(学運堂 塚中良平)
変遷を続ける社会、朽ち枯れゆく環境に抗い、なおも咲き誇ろうとする人々の姿に強く心が奮わされた。
(大垣書店イオンモール堺鉄砲町店 藤本徹)
昭和の時代が行間からにじみだす。
今だから失ってはいけない想いが
そこにある。
(ヤシマ書店 竹村沙希)
今コロナ後の大阪で
戦後大阪復活を支えた人々の力と
活気を思い返される一冊。
(紀伊國屋書店梅田本 百々典孝)
「美」と「頭脳」が合わされば時流に乗りうまくゆくが、元の根無し草が顔を出す。(オリオン書房
森直樹)
感涙必至。大人はみんな泣きなさい!(日本出版販売 新出晃子)
「うちは日本一不幸な美少女や」
と自ら言いながらも世界一楽しそうな
毎日を過ごすチエちゃん‼
そんなじゃりン子チエちゃんの最終回!
楽しみでたまりません!
(日本出版販売 サバエ)
チエちゃんのポジティブな世界を読んで、
大阪を元気にするで!!
(旭屋書店なんばCITY店 MK)
チエちゃんは大阪人の魂や!
ずっとそばにおったチエちゃんが終わってまう。
そんなさみしい気持ちになったなぁ。。。
せやけどどんな終わり方やったかな?
こらまた一巻から読みなおしや‼
(堀廣旭堂 堀博明)
令和じゃありえない環境と表現。
(紀伊國屋書店梅田本店 蓮池まい)
大人になってはじめて読みましたが
最高に元気を貰いました。なんとまあ
逞し過ぎる登場人物達!
「大阪の下町」パワーに圧倒されます。
(紀伊國屋書店本町店 M.H)
こんな町や人がまだどこかに残っていないか、なんて
考えながら大阪をまた歩いてみたくなる一冊。
(トーハン U.T)